May 20, 2004
ある春04-3
タイトルが徐々にゾンザイになっていく。
本日の「K花ツバメ」。さてどうなったでしょうか。
所で「K花」とは『ある春の…』の本編での記号を意味しておりま巣。
朝、は小雨。
道のコチラ側から巣を眺めてみると…
どうもまだ子ツバメ達は巣の中にいるようだ。
これくらいの雨なら飛べそうなのに、
今年はヤケに慎重な感じ…
が、もしかしたら
「これくらいの雨」だからこそ、
今日、これから初飛びが始まるのかもしれないし
と思って時々その巣のほうを眺めていた、
が!
何だか朝から一向に親ツバメの姿を見かけないのである。
まだ飛ばないのならゴハンが要るでしょうに。
午前中は結局一度も親ツバメの姿を見る事がなく、
もしかして天気の良くない日が多かった事などが原因で
この子育ては何かが上手く行かず
親は子供を見捨ててしまったのだろうか…、
なぞと考えたりした。
が、以前、子供が死んでしまったらしい巣で
親鳥達がかなり困惑しているかのような様子を見かけた事があり、
また、カラスなどに襲われて巣ごと我が子を失ったツバメが
それは悲しそうな風情であったらしいという報告は
みどら~♪さんの『つばめ~る』のかきこ帳でもよく伺うし、
ノリタンタンのお宅でも昨年そのような場面を御覧になったと聞いた。
子供が本当に亡くなってしまってから
少なくとも丸一日くらいは
現実を受け入れるのに時間がかかるらしいのである。
丸一日で次の命へのチャレンジに切り替えて
ソク行動が出来るというのも
大変な逞しさではあるが…
野生の生き物というのはツバメに限らず
「生」に対してはことのほかホットであるが、
「死」に対してはとてつもなくクールであり、ドライである所が
私は心底素晴らしいと感じている。
もちろん人間は10年前に亡くなった人を思いだし、偲び、
その時の気持ちを蘇らせ、
10年前の悲しみに涙を流す事が出来る。
それはそれで素晴らしい事だと思う。
人の心と野生の命の生きザマが対極にあるとは思わないが、
人間の生活が「野生」の中のものでなくなってから
人間の歴史が築かれていったとすると、
生と死を極めてキッパリと見定める野生の命の潔さを失いつつ、
遥かな過去と、さらには遥かな未来までに思いを巡らせる
特殊な心を手に入れたのが人間であるのだとすれば…
と、ここらへんで話をモトにもどそう。もどすよ、ここは。
えらく悦に入った気分になりかかってエライことになる所だった。
ツバメ。ツバメの話。
午前中さっぱり姿を見せなかった親ツバメ達は
お昼の頃にすい~、ひらり~と現われた。
アレ!帰ってきた!と思って見ていると電線に3羽。
3羽?
普通、巣が決まっていたり子供がいたりするオトナのツバメが
他のツバメなどを自分のエリア内で見かけたらそりゃぁもう大変な事になる。
『ある春の…(本編)』の冒頭で紹介したとおりである。
が、帰ってきたご両親ツバメの他に明かにもう1羽いる。
こりゃもしや!?
ツバメの留まった電線の方へ行って見てみるとやはり。
燕尾がないじゃん。やっぱりじゃん。
そしてやはり。
飛び方がヘンじゃん。やっぱりじゃん。
しかもやはり、「ち。ち。ちゅいちゅい。ちゃ。ちゅい。」と
よけいな事を色々しゃべっている。
人間の子供と同じで
鳥の子ってのも独り言をよく言うモンなんだろう。(か?)
か?どうかは別として、
飛び始めたばかりの子ツバメが
しきりに何か細かい声を断続的に発しているのを
今までもよく見かけてきた。
要するに、今朝か昨夜からは分からないが、
とにかく午前中親鳥を見かけなかったのは
この飛んだ子がいたからであったのが分かった。
親としては飛んでついてきた子供の方を優先せざるを得ないのだろう。
昼に戻って来た時は何度か巣に残った子供達にも食事を与えていた。
が、しばらくして外に出てきた子を連れて
またどこかへ飛んで行ってしまった。
その時に巣の近くまで見に行って見ると
3羽の子供が巣にしっかり入りこんでいた。
というのは、残った子達はどうも
「飛んでたまるか」みたいな顔つきに見えてしまったのだ。
ちょっと肌寒い気温だったし
「だって寒いもん」みたいにも見えてしまった。
その後、午後のおやつの時間の頃(3時前後)
親鳥がまた子供を連れて帰ってきた。
親たちは残った子達も飛ばせたいように見えた。
何度か誘う様に軒下の巣の方に行っては外に舞い戻るような動きをしていた。
が、午前中から親と一緒に飛んでいた子の方が
結局巣に戻ってしまった。
親鳥は狭い軒下にスイ~と入りフワとホバリングして、ス、と巣に留まるが
今日初めて飛んだ子にはムリ、そんなのムリ。
巣の付いているレンガ風のカベの巣の横あたりの位置に
べちゃ!といった感じで衝突する様にへばりついた、の後、
カベづたいにイモムシのようにハイながら巣の中に潜りこんでいった。
すると巣に戻った子が先ほどにも増してピチピチチュキチュキと
さらにおしゃべりになり、
残っていた子供達もいっしょに何かチキキチュキキとしゃべりだした。
何だか
「飛んできたよ!楽しかったよ!広かったよ!雨降ってたよ!」
などと興奮してしゃべりまくっているかのようだった。
あるいは本当は巣に潜りこむのに
「入れてよ。ちょっとどいてよ。狭いよ。」みたいな話だったのか。
どっちにしろ、どっちもウソにしろ、
声で話す事で何かしら兄弟でもコミュニケーションしたりするらしい。
親はそれから何度か食事を運んだりしていたが、
やはり昨日までに比べると戻ってくる回数が非常に少なく見えた。
しっかりと確認してはいないが、
その後でもう一羽、子供が帰ってきたような
といっても自分ひとりではなく、親に連れられて戻ってきたような気配があった。
それからも何度か子供達を外へ誘い出そうと試みていたようだが
雨もだんだん強くなってきており、
親もそれほど熱心に子供を説得しきれないみたいであった。
はたと思った。
数日前の数日間の
「子供がごはんを食べないみたい」
「で、親が困ってるみたい」
というなんだか良く分からなかった状況というのは
実はもう既に、親が子供を飛ばせようと試し始めていたという事だった
のかもしれない。
天気が微妙で、気温も低めだったので
一気にGO!というワケにいかず、
少しずつ様子を見ながら、というソフトなスケジュールを組んでみた、とか?
何にしてもあのひとっち(ツバメ。ツバメさんがた。)のやる事は
時に全くもって意味不明。
この様に感じる事というのはツバメを真剣に見つめ始めてしまった人は
誰でももれなく通る関門らしい。
夕方巣をもう一度近くで見てみると
子供は5羽居た。
やっぱり3羽残って2羽が飛んでいたのだろうと思った。
なかなか帰ってこなかったのは
はぐれた1羽を探したりなぞしていたのかもしれない、
なんて想像もしてみた。
今夜から明日にかけて台風がいらっしゃるそうである。
そこらへんまで既に来てるらしい。
ここの巣も他の巣も、
何とかこの台風をやりすごすことが出来れば
「明日の午後からは晴れる、予定。」
というのがココ静岡の天気予報である。
台風が去ってから晴れるとなると暑くなりそうだ。
だとしたら、あの巣の子供達も
明日の午後あたりにファーストフライング決行!
で、いかがでしょうか、親御さまがた。
その前に台風、気をつけてね。
巣の位置は風雨からの防災については大丈夫そうであるが、
いつもパパツバメだけが寝床に使っている「こっちがわの巣」
はちょっと風あたりがキツイかもしれない。
どうか、気をつけて。
明日の午後本当に暑くなってくれれば
ツバメには好都合。
ただ、イヌの心臓についてはちょっと心配。
イヌの心臓!?
明日、イヌのラランジャの方の心臓の検査をしてもらうことになっている。
が、その話はまた改めて。
昨日あたり、蜜柑たんがかなり興奮した様子でツバメの
お話をしてくれた事をはっきりと覚えてりゅ。
蜜柑たんと生き物の話をして、私もあれだけ興奮できるのは、
なんとなしにすんばらしい事です。
家に居るツバメは、今年はそりゃ~すんばらしいご夫婦で、
きっと去年のような惨劇にはならないであろう事は
私の中では確実なのです。
よしずも立てかけたし!
お家の作り方も凹凸なく綺麗に作ってくれた。
去年のは、なんでこんな所に突起があるんだ?とか、
なんで、そんなに斜めなんだ?みたいお家だったし、
タマコ暖め中もよく巣から離れて電線に止まっている事が多かった
でも!今年の奥さんは違う!とても気丈で素晴らしい。
ご主人も頑張れ!!!
で、ここに書かせてもらうですが・・・・
子ツバメのくちばしにチョウチョ。
なんどか目撃してますが、必ず丸ごと巣から落っことしてます。
ただ、落っことしたと思ってたけど、もしかしたら蜜柑ちゃんが
言ってたように、蛾やちょうちょはツバメは食べないのかな?
でも、パパママが持ってきたってことは、やっぱ食べるのか?
で、落っことしたチョウチョを家のジョンコたんが食べるって
どうよ?
こんにちは!
みどら~♪さんのかきこ帳でお会いしましたsakiです。
はじまりましたね!楽しみです!うれしいです!
静岡蜜柑さんのお話は不思議な魅力、魔力、オ-ラでもって、ズリズリと引き込まれてしまいます。
実は私、虫関係は大の苦手です。
でも「さなぎの話」を注意書きがあったにもかかわらずつい見てしまいました。
「感動した!!!」(誰?)
あんなに小さなさなぎにも命があって・・・でも雛のくちにちょうちょうが・・・これが自然界なんですね。
そちらのつばめさんも巣立ちのようで今頃はじたばたしながら初飛行を楽しんでいらっしゃることでしょう!
ここ鹿児島は台風の影響はまったくなく、つばめさんの似合う青空が広がりつつあります。
今日は久しいぶりの快晴です。
ノリタンタン、sakiさん、ようこそ!
>のりたんたん
そうなの。そうだった。そうそう。
大事な話を付け加え忘れておりました。
最終的にはジョンコさんが召しあがられたと!
これではまるでツバメのご両親は
ご自分達のお子様以外に、ジョンコさんにもお食事を
運んでいらっさるという事になりますですね。
いえ、ジョンコさんにとってちょうちょが美味しいので
あられるのかどうかは不明ですけど。
巣の近くで見守ってもらってるお礼なのでしょうか。
ナゾですが。
トコロデこちらを読んでくださってる方にアナウンス。
ジョンコさんてのはノリタンタンのご家族のワンさんで
いらっしゃいますので、ドウゾよろしく。
ノリタンタンの所のツバメさんは
ジョンコさんにも見守ってもらって、
ノリタンタンにも大切にしてもらって、
しかもタイヘンに几帳面で頑張り屋さんのようだし、
きっと元気な子供達が巣立ってくれる事でしょう!
>sakiさん
よくいらっしゃって下さいました!
私の文章は何をドコに書いても
どうもどんどん長くなっていってしまう傾向にありますのに、
苦手でいらっしゃるという虫関係のちょうちょのお話も
御覧頂いたなんて感謝感激です。ありがとうございます!
ちょうちょとツバメ、そうなんですよね。
自然の厳しさの中で誇り高く生きている野生の生命って
ホントにすごいですよね。
今日はこちら静岡も午前中に少し雨がのこっておりましたが
昼前からカラリ~ンと晴れ渡っており、
予想した通りとってもアツイ日になりました。
本日あのツバメ達は…?
どうなったかというのは本日分の記事にUPしますので
よろしかったらお時間のある時にまた御覧になって下さいね!