April 05, 2004

今回の琢磨について。
・ラルフとの接触
・クルサードのパス
・アロンソを押さえ切った事
などのコンテンツあり。

ラルフとの接触については川井ちゃんが!
と川井一仁さんのせいにするのはフェアじゃないけど
「引いてもよかったかもしれませんね」って言ったのを
鵜のみにしてました。

SKPで観戦したあと地上波もしっかり最後まで見た後で
FIAの結論が出て、
アレはラルフが乱暴な事をしたという事でオオカタおさまった模様。

琢磨自身、全くもって自分に非はないとキッパリ。

どちらにしろ琢磨のマシンの方に大きなダメージがなくて何よりでした。

それからハミダシ事件の話は後回しにして

クルサードのパス。
この少し前に川井さんによって
「あ!琢磨、またガーニーフラップ落ちてる!」の発見があった。
かなりのオーバーステアの状態だったと言っていたので
その中でのオーバーテイクはエライ。見事。
というか、マクラーレンのスピードはもう敵ではないのかもしれない。

この後クルサードはマシンを止めているので
この時点で既に何らかのトラブルが出ていた可能性も考えられる。

琢磨はハミダシ事件の為に二回目のピットインを
予定より相当早めにしなければならなかった。

その後、三回目はかなりひっぱってから入るのでは
といわれていたが、
やはり他のクルマよりやや早めに入っていった。
ガニフラプ(略してみた)が外れかけてるのを早めに対処したかった
というのがあるのでは?と思ったけど違うのかな。

ピットでフラップをはめなおすのかと思ったら
めき!と剥ぎ取ってしまった。

リアのダウンフォースがかなり減っちゃうんじゃないかと思ったけど
最後のスティントでは追いついてきたアロンソを押さえきり
しかも終盤に自己ベストのラップを重ねてゴールまでしのぎ切った。

ガニフラプ、最初から要らなかったかも?いやいやいや。

ではそのハミダシの話。

もしかしてさ、バーレーン・サキールのサーキットの縁石が
滑らかだったらダイジョブだったんじゃ!?!?

というのをレースで禁句のタラレバと言う。

結局シューとかバリとかバトンなら
ガニ…が外れかけてもあんな事にはなりません、
という証明があるならばスッキリする。

あの状態ではセナでもプロストでもハミダシマス!
という証明であればなお嬉しい。

ここでマンセルとかアレジとかベルガーというのはナシで。
ユーンとかいうのはもってのほか。

結局そこに尽きる。
そして本当にそれが原因なら
頼むから琢磨のガーニーフラップ、
次回からは徹底的にくっつけておいて下さい。ヨロシク。

所でオフィシャルサイトで琢磨が最後の方で出したラップタイムは
どれくらいの順位だったかを見たら7番目だった。

1、シュー (7) 1:30.252
2、アロンソ (39) 1:30.654
3、ラルフ (56) 1:30.781
4、バリ (29) 1:30.876
5、バトン(24 ) 1:30.960
6、モントーヤ(28) 1:30.977
7、琢磨(55) 1:31.101
8、とる~り(24) 1:31.421
9、クルサード(19) 1:31.861
10、ウェバー(19) 1:32.277

だそうな。()は周回数。

シューのタイムとその周回数の異様な事。

バトンと琢磨の自己ベストの周回数の違いも興味深い。

そしてやはりウェバー!
今回ギリギリの8位ではあったが、ポイントゲット、おめでとう。

この3戦で赤はほっとくとして、
BARの力はしっかり証明され、
ルノーも堅実ではあるけど
アロンソが2戦連続でおっちょこちょいをやってるのが
やや響いている模様。

ウィリアムズは速さはあるのに
マシントラブルがちらほら出ていて自滅気味。

マクラーレンはもう今年より来年の事を既に考え始めても
よろしいかもしれないくらいの激烈な酷さ。

後は再三申し上げているジャガーのウェバー!
くらいであろうか。

キリがないので今回はこのヘンで。

投稿者 静岡蜜柑 : 10:40 PM | コメント (0)

April 04, 2004

既に一通り騒いだのでコレからは落ちつきにはいる構え。

佐藤琢磨、バーレーンGP予選5位!
バトンの前に出た出た出た!!!

予選5位というのは94年に片山右京が2回経験して以来の
日本人最高成績タイである。

あの年の右京さんはキレまくっていて凄かった。
セナのあの事故があった年なので、
あんまり冷静に落ちついて見ていられなかった頃の事であるが、

その年、イタリアの専門誌での投票で
最も印象的なドライヴィングをみせてくれたドライバーとして表彰され、
右京さんは羽織ハカマで授賞式に参加したそうである。


本日のバーレーンGP公式予選後のコメントが
niftyのサイトで早くも発表されていた。

BAR HONDAの二人のドライバーのコメントは
何だか面白いものだった。

琢磨の方は
「オーバーステア気味だったけどまあまあのタイム。
金曜から(Rd.1,2でのようなトラブルもなく)
順調に走りこめたのが良かったと思う」
といったハナシ。

バトンの方は、
「がっかり。何でこんな悪いタイムだったのか分からない。
原因を分析しないと…」
といったハナシ。

グリッドの三列目を二台で確保して
周りは(というかファンは)「イケイケイケー!」と盛りあがっているのに
二人とも妙に冷静。というか、バトンの方はややへこんでいる様子。

琢磨の方も自身最高のグリッドでありながら
一昨年の鈴鹿で7位のグリッドを獲得した時とはかなり違うオモモチみたいで
逆に大変頼もしい。

鈴鹿での7位の時はアタックラップの後のラップで
はしゃぎまくっていたのを私は目の前でみた。見た見た。
鈴鹿の観客席まるごと全部も一緒にはしゃいでいたけれど。私も含めて。

とにかく、今日の琢磨さん、
「まあまあのラップタイム」って?
もっと速く走れたはずだったという思いがあるのかな。
それって、ウィリアムズを喰えた可能性もあったはずだったと?

バトンの方は午前のフリーでトップタイムを出していたし
予選でのタイムはその時より良くなかったので
こんなはずじゃぁ…と感じるのも無理もない所である。

多分、燃料をある程度積んだのであろうという
解説陣の皆さんのお話であったが、
明日はそれでは二台とも2ストップの予定なのだろうか?

それから前回(マレーシアGP)の最中やその後、
解説陣の方も関係者の方も(リチャーズ含む)
さまざまなファンの集まるBBSなどでも
落ち着きがない、焦りがあるという点が指摘されていた琢磨であったが、
私自身、そういった印象があり大変心配していたわけであるが、
今回は良い感じで冷静に走っている雰囲気が伺える。

川井ちゃん情報では担当エンジニアのジョック・クリア氏に
金曜はさんざん「おちつけおちつけおちつけおちつけ」と言われ続け
土曜になると「今日は90%90%90%90%」と言われまくり
との事だったが、

琢磨はきちーんと言いつけを守って走った事でこの結果が出たのだとしたら
一つの進歩であるのは確かだが、
ギリギリ一杯まで攻めていない事がフラストレーションとまではいかなくとも
何となくまだ燃焼し切れていない部分があるのかもしれない。

決勝に向けてはそれくらいで丁度良いのかもしれない。

セナがいた時代をあれこれ懐かしむのも
彼が亡くなって10年目の今、
あんまりやたらめったら思い出すのも何となく気が引ける所があるが、

セナが!こうだった!という事だけでなく、
さまざまなタイプのスーパードライバーによる
あの予選でのふっとんでっちゃう寸前でのキレマクリドライビングの競演
というのは確かに懐かしくはある。

何となく現在は予選も決勝も
「ヨイ子で走ったもん勝ち」になっちゃってる所があるのは否めない。

そういう意味では二連続で予選を失敗してくれたアロンソなぞは
ありがたい存在かもしれないし
モントーヤについては言わずもがなである。

ギリギリの戦いは現在でも決して絶滅してはいないと思う。
ただソレこそがF1のが醍醐味!というほどに
しょっ中見られるものではなくなったような
何となくそんなような…、といった所。

琢磨選手もああいった戦いが本当はしたいのだろう。
それに憧れてレーシングドライバーの人生を選んだのだろう。

セナに憧れていたという琢磨選手であるが、
実際彼がいつかF1でのトップドライバーの位置にのぼりつめた時は
もしかしたらマンセルとかアレジとかあるいはベルガーの様な
時としてワケワカンナイパワーを発揮するタイプのドライバーに
なっているのかな、などとちょっと思ったりした。

的が外れてるかもしれないし、この自分の発言には全く責任は持てないけど。

とはいえ明日は、というか既に今日は、
いや現地ではまだ明日である決勝では、
まだそんなアグレッシブ丸出しな走りではなく、
そういうものは所々に散りばめるに留めて
「熱いココロ、冷たいアタマ」で決勝に臨んでくれる事と思う。


予選の段階でこのようにアレコレ思う事を書いてみても
実際決勝のゴールを見届けてしまうと
予選までに考えていた事はすっかりうたかたの思い出となるのが常である。
決勝でそれなりの結果に結びついてこそ、
予選での喜びは始めてセットになって大事に保存される運びとなる。

2002の鈴鹿がそうであった。

明日もそうなってくれるといいのに。

が、F1では大喜びと大ヘコミの大車輪な大連続を
もう10年以上繰り返している経験から
あんまり軽々しく
「上手く行きますように♪」とにこやかに言えないや。

何があるか分からない、わからな過ぎる、わからな過ぎるにも程がある
のが、F1を含むさまざまなスポーツの頂点のカテゴリーの定め。
オリンピックやワードカップがそうであるように。

ゴルフもテニスもボクシングもバスケットも野球もみんなそうであるように。

ヘンに哲学的な気分になってきたので本日はこのヘンで。
現実問題として切実なのは今夜眠れるかどうかって事である。

投稿者 静岡蜜柑 : 03:57 AM | コメント (0)

April 02, 2004

F1はバーレーンGPがはじまり、
ツバメはいつも来るのが早い二組のツガイ以外はまだ現われず、
スカパーでは田宮版『白い巨塔』が始まった。

ついでにBSでは『ERⅨ』まで始まった。

F1の話はまた改めて。

ツバメの話も現在テキストはまとまったので
イラストを製作中。
『ある春の』の更新まで今しばらくお待ち下さい。

そして『白い巨塔』である。

これについてはこのサイトで初めて触れる話である。

最初にまず言っておかなくてはいけないのは、
私はこの田宮版の『白い巨塔』が
ものすごーーーーーーーーーーく、大好きである。

田宮版はリアルタイムでは見ていなかったが
その後再放送された時に録画したものが残っていて
昨年から今年にかけて放送されていた唐沢版が始まるより前、
というより放映が発表される以前に既に見た事があった。

唐沢版については
以前の田宮版を見た事があるか否かでかなりその感想、印象、評価は
変わってくるはずである。

唐沢版は悪くはなかった。良かったと思う。
かなりの視聴率だったようで
成功したドラマであったとは思う。

ただ、
田宮版『白い巨塔』はあまりにも素晴らしかった。

残念ながら個人的には『白い巨塔』という作品は
原作より、唐沢版より
田宮版にあまりにも思い入れがありすぎて
唐沢版に関しては公正な目で見るのは難しい、というより不可能である。


実を言うとこれほど持ち上げている田宮版であるが、
録画されて残っているものは第一話を含む最初の方の数話がない。

物語の流れはその最初の数話がなくても充分に理解できたし
だからこそそれだけ田宮版『白い巨塔』にのめりこむ事が出来たが、
今回スカパーで放送してくれる事がわかった時は
それはもう狂気乱舞した。


そして待望の第一回を遂に見たその感想は
「心臓の一番奥まで染み透るような深い深い演技の心地よさ。」
であった。やはりソレであった。

田宮版が良い、素晴らしい、ステキ!である根拠の
重要な要因の一つは何と言っても役者であり、芝居である。

20年以上前の作品なので、主演の田宮氏の他にも
何人もの出演者の方が既にこの世にいないのは
残念なことではあるが、
こうやってこんなにも質の高い作品の中で
彼らの在りし日の姿を見る事が出来るのは
この上ない幸せである。

これを書いている最中に
本日のスカパーでの放送があった。

田宮・財前は威厳やダンディズムも格別であると同時に
何と言うかとてもキュートである。カワイイのである。

ここから先は内容のネタバレになるが、
今日の放送は教授選挙の結末までが描かれていた。

この教授戦の裏工作の描写が
初めて見た時に以上に何ともこっけいで面白く感じた。
作品の古さを揶揄しているのではなく
まったく逆のハナシで、
姑息な事を恥ずかしげもなくやりまくってる連中の描きかたが
秀逸なのである。

とにかく、唐沢版を見たとか見ていなかったとか言う事とは関係なく
田宮版『白い巨塔』について
少しでも興味がある人は何とかして見る機会を得て欲しい。

DVDも発売されているが、
スカパーでも今回の後、また改めて放送されるかもしれない。

現在放送中の物でも、この後から見始めても充分に
この作品の何たるかを体験することは出来る。


興味がない人には無理には勧めないので
「見てみようかな…」という思いがちょっとでもある人は
何でもいいから頼むからたった一度の人生なんだから
見ておいて欲しい。

田宮版『白い巨塔』を。

投稿者 静岡蜜柑 : 09:41 PM | コメント (0)