May 31, 2004

もういい加減、明日にしようかと思いつつ書いちゃう。
寝れれれれないんれすよ。

モナコのお話を書きそびれたのでまとめてしまいますけれども
モナコもニュルブルもエンジンであ~あでございましたけれども
個人的にはそんなに落胆してなかったんです。

今はタクマがホンマもんになって行く段階!
その途中なので色んな事があってもタクマに責任のない事ならば
そんなに気にならないの。

オープニングラップでイキナリ4位になってしまった所では
スカパの解説3人組、森・今・川の皆さんも
「?????」とおっしゃっていましたが
地上波の方で寿一ちゃんが
順位が落ちた瞬間にスパと原因をおっしゃってたのが
すげー感心でした。

寿一ちゃんてヒソカにスゴイヒト。

ソレが当ってるかどうか分かりませんけど
「スタート直後にインを刺されてムッとしたとる~りが
その後ちょと強引にタクマのインを刺し返して軽く接触」
とかおっしゃっておりましてん。

大雑把に当ってるんではないでしょうか。
ま、レーシングアクシデントでしょう。

バリにつっこんだ点では
「おいおいおい」とおっしゃる方も多いかと存じますが
個人的にはああ言う所で行かずにおられぬ琢磨っちゅうのが
ワタシ、物凄いタマラン好きでございます。

森脇さんは行くとしたらあそこしかなかった。
あそこで行かなきゃレーシングドライバーじゃない。
てなおっしゃりようでしたが、
100人が100人同じ意見ではないでしょうし、
どっちかというと批判の方がおおいかもしれませぬけど

ほいでも誰が叱ろうと誰が誉めようと
琢磨ってああいう所は行っちゃうヒトなんではないでしょかね。
少なくとも今の琢磨ならばらば。

今後はもうちっと「ホントに行けるかムリか」の判断も
もっと正確に見極められるようになるでしょう。
なって欲しい、というより彼なら必ずなると思うしね。

とにかくモナコでもニュルブルでも
どうやらバトンより速くなってきたような気配が感じられてきて
逆にバトンのじみ~さがよりいっそう際立ってきたと申しますか。

結局まぁ、
「ちぇ。また次か。」てなことになってしまったけれど
もうワタクシ、いくらでもいつまでもどこまでも待ちますですので。

ところで最初のピット作業、BARの、
バトンも琢磨も6秒台。アレは驚いた。

こんなにすぐに出来るようになると思ってなかったす。
BARも進化してます。琢磨も確実に成長してます。
なのでHONDAもそのウチ壊れなくなってくれる事でしょう。

今のとこ、琢磨については2回に1回は壊れてますけど
せめて4回か5回に1回くらいになってくれると助かるんですけど。
このままではのこり11戦、あと何回壊れないでゴールできるんかしら、
てな事になっちゃうもん。

てなことで、エンジンが確実に長生き出来るようになるまでは
今のレーシングドライバーとして加速している状態で
「その日」を待っていればよいのではないでしょか。

とにかく今回
スカパでも地上波でも普通に、ゴク普通に
にっぽん名のドライバーがレースのメインの存在として
シューやらバリやらと一緒に解説陣のミナサマに語られていたのが
なんというか、本当に、なんというか。

何気ない事のようでコレというのは初めての事で
フロントロウやら何やらって事以上に
「メインの存在」ってさ。レースのさ。

その昔はセナだプロストだマンセルだピケだベルガーだっつって、
それに続いてシューやらヒルやらクルサードやらジャックやらハッキやら
そのうちラルフとかモンとかキミとかアロンソとか、

まともにこのレベルの中に入ってきちゃってるさ、すっかりさ。

そう言えばね、マレーシアでしたっけ、
ジャガのウェバもフロントロウに並んだのでした。
スタートで瞬時に沈殿してしまいました。
アレはホントに残念だった。

ソレ考えるとさ、フロントロウに並んだこと以上に
大マジメにレースのトップ争いの中で戦った事のほうを
今回は評価したいでございます。

この10数年、
「生きてるウチに日本人ドライバーが勝ったりタイトル取ったりする所って
見られるのかな…」と何度も思ったモンでした。

チャンスが来ている、来ているよ。ホントにもう。
夢みたいな事なんですよ。
夢みたいな事だけど現実なんですよ。

モナコとニュルブルクリンクでは
とにかくソレが近づいてるのが見えたので
ソレがもうたまんないでございますのです。

最初のメルボルン、セパンの頃とは
既にもう全く違う領域まで来ております。
今年の事ナンすよ、アレって。

だのでこの2週間は
結果があんなんでも何だかシアワセな気持ちを
味わう事が出来ましたのです。

鈴鹿はまだ遠いですし。

それまでに何が起こるのか
祈りを込めて見守り続けることにいたしましょう。

投稿者 静岡蜜柑 : 02:00 AM | コメント (4)

May 30, 2004

先週のツバメ巣立ち、モナコGP、きんぎょの赤ちゃん、ちょうちょのさなぎ
などが今週にもずれこんで響いて後を引いて

今週はヨーロッパGPもあり、
佐藤琢磨が予選2位でフロントロウ!!!
なんて事になっておりますゆえ、

それぞれの続報は決勝終了までもうちっとお待ち下さい。

投稿者 静岡蜜柑 : 07:33 PM | コメント (0)

May 22, 2004

タイトルの話はもういいにして、

週末の土日は
掲示板を御覧になった方はお察しかもしれないけれど
なにしろモナコGPがあったもんですから。

この土日は昼間巣の方を見に行く機会がなく、
両日とも夕方から日暮れの
ツバメが巣に戻る頃の時間を見計らって
見に行って見た。

この日の記事は日付けを改ざんして(悪事ちっく)
土曜日の様子を紹介しておきたいと思う。
(記:5月24日月曜 )

雨が降っていた。

6時頃巣の近くに家族が戻っているかどうか見にいくと、
ある程度、本降りの雨の中、
父親ツバメが子育てをした巣の前の電線で
ひとりぼっちでナワソン(縄張りソング)を歌っていた。

でもナワソンてことは?
近くに家族がいるのかしらん?

巣の中はカラ。

辺りに家族は見当たらない。気になる。気になるさ。
何でオトーサン一人で歌を歌ってる?

ほんのしばらく眺めていると
オトーサンはふいにすい~っと道を渡って「K」の巣方面へ
飛んでいった。

その行く手を見たら
ヒラヒラハラハラと数羽のツバメが!

いたよ。よかったよ。

お母さんが子供達を連れて来たようだった。
が、ちっと数が少ない。

その時は2羽の子供がいて
能天気に親を追っかけまわして翼を半開きにして震わせて
「ちゃちゃちゃー!ちゃちゃちゃー!」
と言っている。

親は子供に対してそっけなく
何か他の事を気にしているような、
周りを警戒しているのか、まだ戻って居ない子供を待っているのか。

私も残りの子供が気になり、随分長い間様子を見ていた。

雨はかなり強くなってくるし
日も暮れてますます暗くなって行く。

その雨の中しばらく
あっちへヒラヒラこっちへヒラヒラと飛びまわっていた
4羽の家族の内、
親は子供2羽を「K」の巣の方に促してとまらせた。

子供達は何度か親がとまっている電線に戻ったりなどもしつつ、
その内に「K」の巣の中におさまってしまった。

この巣って、一昨年子供が居なくなってからブチ壊れ、
昨年2度目の子育ての際にリフォームされ、
今年ツバメが帰ってきた頃にまた半壊していたが
今改めて見るとまた多少直されているような気がしないでもないような。

で、何度も紹介するようにお父さんツバメだけは
毎晩コチラで寝ていたらしいのだが、
その際はオトナのツバメらしく
フチにとまって羽モグな状態であった。

が、子供っちはしっかり中にはまりこんで座っちゃっていた。

しばらくして母親が同じこの巣に来て
子供達の上に乗っていた。

乗っていたというか、お母さん、アナタ子供っち踏んでない?
子供達はもそもそごそごそと向きを変えて
何とか3羽は落ちついたようだった。

空ははますます暗くなり、
この巣の周りは夜中の間もずっと電気がついてるので
お父さんが巣に戻ろうと思えば夜中の何時であろうと
巣が見えなくて困る事はないであろうけれど、

が、雨もさらに強くなってきたのに
お父さんは暗い中、どしゃぶりの中、電線の上。

いつもだったらとっくに「K」の巣にとまって寝る態勢になっている頃なのに
この日はは巣のほうに中なか来る気配が無い。

時間をみると午後7時20分…30分…。
もうかれこれ1時間近く雨の中に居ることになる。

さまざまな方のツバメの日記や記録を拝見していると
気温がそんなに低くなければ
羽の生え揃ったツバメは雨に濡れる事はそれほどいとわないようである。

今日は蒸し暑いまではいかないけれどそれほど肌寒くはなかったので
ツバメが自分で判断して雨の中に留まってる限りは
そんなに心配はなかったのかもしれない。


ただ、お父さんツバメがいつまでも外の電線にいた理由は
帰って来ない子供をいつまでも待っているように感じられて
何だか切ない気持ちになってきた。

残りの子はダメだったのだろうか。

もちろんその可能性は充分にあるが、
昨夜は全部の子供を違う所に連れていっていたし、
今夜についてはこっちに来てしまった子供の方が
予定外だったのかもしれない。

お父さんが空が真っ暗になっても電線にとまっていたのは
こちらについてきてしまった子供の為に
辺りの警戒にあたっていたのかもしれない。

辺りのといってもこんな真っ暗だったら
空の方を見たってカラスもトンビももう寝てますってば。

それにしてもお父さんが頑張っちゃってると
こっちも何だか帰りづらい。

「アナタが寝てくれないと帰れないんです・・・」
とつぶやきながら私はクルマの中から雨の向こうの
小さな身体で果てしない逞しさ、凛々しさを称えた
お父さんツバメの背中を見つめていた。

クルマの中に入って無いとコッチもびしょぬれになるというのもあるが、
外で立ってるとご両親が警戒されるという理由の方がメインだった。

とはいえ7時50分からスカパーで
F1のモナコGPの予選の放送が始まっちゃうんです。

佐藤琢磨がもしかしたらポールポジションとれるかもしれないんです。

オトーサン、スミマセンがお先にシツレイします…
と言って、今日は退散する事にした。

数時間後
佐藤琢磨の予選がどうだったかは取り敢えずBBS1号
参照して頂くか、別の専門のサイトを御覧頂くとして、

やっぱり気になったので
夜中にもう一度「K」の巣を見に行ってみた。

すると2羽の親ツバメは揃って他の場所に移ったらしく、
巣には燕尾の無い子供の尻尾が2羽分はみ出していた。

「花屋さん」の方の巣にも誰も居ないし、
昨夜とは逆に、今夜はご両親の方がいったいドコで寝ているやら。

というか、こんな真っ暗になってから
どこ飛んでったのだろう。

全くもって、
もう少し分かりやすい暮らしをしてもらえないもんだろうか。


投稿者 静岡蜜柑 : 11:00 PM | コメント (2)

May 21, 2004

タイトルのダウンサイジングはこのあたりが限度のようだ。

昨日の台風は
夜から雨が強くなってはいたものの、
今朝から午前中は少し残ってはいたものの、

昼前には予想通り、予定通りのピカピカな晴天になり、
これならきっとあのツバメファミリーも迷うことなく
思う存分に初飛行を決行している事だろうと思われた。

して巣を見に行って見ると…

ハイもう、そりゃぁもう、
申し合わせたかのように巣はカラッポッポッポだった。
お見事!!!

しかして、
飛んだらしいだけではまだ安心しきれないのが難儀な所。

ちゃんとドコかで飛んでるんだかどうだか。
飛び立ち際にカラスの襲来などはなかったかどうか。

巣の近くに姿が見えないか探してみた。
しばらくして北東方面にツバメ発見!追跡!

小さい川が流れている方である。

その川の付近に遠くからはオトナだかコドモだか
よく分からないが明かにツバメであるらしい鳥が数羽いるのを見つけた。

いたいたいた。

で、コドモツバメはいるかな?

いた!

がしかし、ツバメがそんなとこにいちゃぁ
変じゃないかと思うような所にいた。
サスガにコドモである。

川はコンクリートで整備されてしまっているが
その川べりのコンクリートの上に降りてしまっているのである。

初めは一瞬ツバメに見えなかった。
羽が青かったのである。

というか、青みがかって見えたのである。
少しくすんだ深みのあるサックスブルーの様な。

しかしツバメだった。
クチバシの横っちょにオバQのような白い所が
ちゃーんと残っている、子供ツバメだった。

辺りに親鳥らしいツバメもいて
子供に細心の注意を払っていたが、
その子供を眺めているワタシに対して
例の「ちきー!ちきー!ちきー!」(警戒警報!)
は無かったので
それほど警戒されてはいないようでありがたかった。

そして子供ツバメ、飛び立ってみた!
飛び立ってみたがすぐに
その近くのニンゲンの住宅の庭に降りてしまった。

庭って、それやっぱりまた地面だし。
アナタというのはスズメではなくツバメだというのに。

そのまま結構しばらくその場に居たままなので
目立つし危険だし、
これはあんまり良い事ではなさそうだと感じて
故意に飛び立たせるためにゆっくりと近づいて見た。

したらば、飛んだ!まだ飛ぶのがシンドイのかな、と思ったが
わりとすんなり飛んだ。

飛んだけどなんだか
何の考えもなさそうな方向にすっとんでってしまって
親鳥が大慌てで追いかけていった。

まぁ親がちゃんとついていてくれてる様なので
大丈夫だろうと思い、
もうしばらくその辺りを探してみたが
その後その時間にはもうその親子の姿を見ることはなく、

夕方になったらまた現われてくれる事を期待して
お昼の探索は終了。

昼には一羽しか確認できなかったので
他の子も元気なのかどうかはまだわからなかった。

数時間後の夕方、
この季節ではまだ日没前の6時前後くらいのこと、
巣の方をみてみると
親ツバメらしきのが電線にとまっているのが見えた。

親が帰ってきてるということは!?
子供が無事であれば近くにいるはずである。
子供達は!?

いたいたいたいたいた!!!!!

沢山いた!

道沿いに植えてある、1階建ての建物くらいの高さの木に
群がっていた。

む、群がってもいいのだろか、あのように、ツバメなのに。
なんだかアゲハ蝶のように。
改めて、サスガにコドモ。

ちっち、ちゃっちゃといいながら
ツバメのあんなに小さな体の重さでも垂れ下がるような細い枝に、
しかも数羽で一緒にとまろうとしているのである。無茶だ。

公園や校庭の遊具のようにゆらゆらして面白かったから
遊んでいたのだろうか?

なにやら危険や恐怖とは関係無さそうな
無邪気な騒ぎ方をしながら
細い枝にみんなでとまるのは取り敢えず諦めて
育った巣の近辺をわらわらと飛び交い始めた。

子ツバメは昨日は5羽いたが、
全員無事か頑張って数えてみようとしたものの、
何しろやたらとあっちやこっちへ飛びまわるので
ちょっと正確には確かめられなかった。
が、雰囲気的に5羽くらいは居たように思う。
大雑把でもうしわけない。

辺りを警戒しながらコドモ達を眺めていた親鳥は
その内に子供達をまた違う方向へ促して
連れて行ってしまった。

にしてもよかった。
全員での初飛びの今日を
何とか無事にクリアしてくれたらしい。


文章はつとめて平静を装っているが
これはタイヘンに嬉しい日である。
嬉しいったらありゃしない日である。

あんまり嬉しかったので
夜にもう一度見にいってしまった。

毎晩コドモの居る「花屋さん」の巣ではなく
一羽で壊れかけの「定点・K」の巣で寝ていたお父さんは
今夜はどうするのかも気になっていた。

したらば、居た。
薄暗くなった7時過ぎ、「K」の巣に居た!パパ、居た!
なんでなのか、どうしてもココで寝るらしい。

さらに、ママも「花」の前の電線にいた。

そして巣はカラッポ。

あなたがた、お子様達はどちらに?

ここの巣の親は昨年、一昨年もそうだったが、
子供が一旦全員飛ぶと
もう子供を同じ巣に帰らせないことにしているらしい。

どこか安全な場所に寝かせてあるのだろうが、
昨年も随分探してみたが未だに分からない。

昨年はそれでも子供が巣を離れてからも
かなりしばらくの間、飛び立ったらしい子供達が
近辺の上空をくるくる輪を描いて飛んでいる姿が見られた。

それがまた随分高~い所を飛んでいたのが印象的だった。

あんなに高い所を飛んでる鳥は他に居なかったので
やはりさすがに海を渡る鳥だからなのか、
高い方がカラスから逃げやすいのか、
などと推測していた。

今年の子供達も
これからも無事に社会勉強を続けていってくれるなら
昨年のようにしばらく飛んでる姿をみられるのか
それとももっと離れた所に親が連れて行ってしまうのか
それは明日以降にならないとわからない。

そして、くどいようであるが、
あの子供達がちゃんと親離れした頃、
次は「K」に来てくれるのか、
それともまた「花」を使うのか、
あるいはさらに違う巣を作るか見つけるかしてしまうのか
その変も興味がある、というより物凄く気がかり。

来てくれまいか、「K」に。
お願い。

投稿者 静岡蜜柑 : 11:55 PM | コメント (2)

May 20, 2004

タイトルが徐々にゾンザイになっていく。

本日の「K花ツバメ」。さてどうなったでしょうか。

所で「K花」とは『ある春の…』の本編での記号を意味しておりま巣。

朝、は小雨。
道のコチラ側から巣を眺めてみると…
どうもまだ子ツバメ達は巣の中にいるようだ。

これくらいの雨なら飛べそうなのに、
今年はヤケに慎重な感じ…

が、もしかしたら
「これくらいの雨」だからこそ、
今日、これから初飛びが始まるのかもしれないし

と思って時々その巣のほうを眺めていた、
が!

何だか朝から一向に親ツバメの姿を見かけないのである。

まだ飛ばないのならゴハンが要るでしょうに。

午前中は結局一度も親ツバメの姿を見る事がなく、
もしかして天気の良くない日が多かった事などが原因で
この子育ては何かが上手く行かず
親は子供を見捨ててしまったのだろうか…、
なぞと考えたりした。

が、以前、子供が死んでしまったらしい巣で
親鳥達がかなり困惑しているかのような様子を見かけた事があり、

また、カラスなどに襲われて巣ごと我が子を失ったツバメが
それは悲しそうな風情であったらしいという報告は
みどら~♪さんの『つばめ~る』のかきこ帳でもよく伺うし、
ノリタンタンのお宅でも昨年そのような場面を御覧になったと聞いた。

子供が本当に亡くなってしまってから
少なくとも丸一日くらいは
現実を受け入れるのに時間がかかるらしいのである。

丸一日で次の命へのチャレンジに切り替えて
ソク行動が出来るというのも
大変な逞しさではあるが…

野生の生き物というのはツバメに限らず
「生」に対してはことのほかホットであるが、
「死」に対してはとてつもなくクールであり、ドライである所が
私は心底素晴らしいと感じている。

もちろん人間は10年前に亡くなった人を思いだし、偲び、
その時の気持ちを蘇らせ、
10年前の悲しみに涙を流す事が出来る。
それはそれで素晴らしい事だと思う。

人の心と野生の命の生きザマが対極にあるとは思わないが、
人間の生活が「野生」の中のものでなくなってから
人間の歴史が築かれていったとすると、

生と死を極めてキッパリと見定める野生の命の潔さを失いつつ、
遥かな過去と、さらには遥かな未来までに思いを巡らせる
特殊な心を手に入れたのが人間であるのだとすれば…

と、ここらへんで話をモトにもどそう。もどすよ、ここは。
えらく悦に入った気分になりかかってエライことになる所だった。

ツバメ。ツバメの話。

午前中さっぱり姿を見せなかった親ツバメ達は
お昼の頃にすい~、ひらり~と現われた。

アレ!帰ってきた!と思って見ていると電線に3羽。

3羽?

普通、巣が決まっていたり子供がいたりするオトナのツバメが
他のツバメなどを自分のエリア内で見かけたらそりゃぁもう大変な事になる。

『ある春の…(本編)』の冒頭で紹介したとおりである。

が、帰ってきたご両親ツバメの他に明かにもう1羽いる。

こりゃもしや!?

ツバメの留まった電線の方へ行って見てみるとやはり。

燕尾がないじゃん。やっぱりじゃん。

そしてやはり。

飛び方がヘンじゃん。やっぱりじゃん。

しかもやはり、「ち。ち。ちゅいちゅい。ちゃ。ちゅい。」と
よけいな事を色々しゃべっている。
人間の子供と同じで
鳥の子ってのも独り言をよく言うモンなんだろう。(か?)

か?どうかは別として、
飛び始めたばかりの子ツバメが
しきりに何か細かい声を断続的に発しているのを
今までもよく見かけてきた。

要するに、今朝か昨夜からは分からないが、
とにかく午前中親鳥を見かけなかったのは
この飛んだ子がいたからであったのが分かった。

親としては飛んでついてきた子供の方を優先せざるを得ないのだろう。

昼に戻って来た時は何度か巣に残った子供達にも食事を与えていた。
が、しばらくして外に出てきた子を連れて
またどこかへ飛んで行ってしまった。

その時に巣の近くまで見に行って見ると
3羽の子供が巣にしっかり入りこんでいた。

というのは、残った子達はどうも
「飛んでたまるか」みたいな顔つきに見えてしまったのだ。
ちょっと肌寒い気温だったし
「だって寒いもん」みたいにも見えてしまった。

その後、午後のおやつの時間の頃(3時前後)
親鳥がまた子供を連れて帰ってきた。

親たちは残った子達も飛ばせたいように見えた。
何度か誘う様に軒下の巣の方に行っては外に舞い戻るような動きをしていた。

が、午前中から親と一緒に飛んでいた子の方が
結局巣に戻ってしまった。

親鳥は狭い軒下にスイ~と入りフワとホバリングして、ス、と巣に留まるが
今日初めて飛んだ子にはムリ、そんなのムリ。

巣の付いているレンガ風のカベの巣の横あたりの位置に
べちゃ!といった感じで衝突する様にへばりついた、の後、
カベづたいにイモムシのようにハイながら巣の中に潜りこんでいった。

すると巣に戻った子が先ほどにも増してピチピチチュキチュキと
さらにおしゃべりになり、
残っていた子供達もいっしょに何かチキキチュキキとしゃべりだした。

何だか
「飛んできたよ!楽しかったよ!広かったよ!雨降ってたよ!」
などと興奮してしゃべりまくっているかのようだった。

あるいは本当は巣に潜りこむのに
「入れてよ。ちょっとどいてよ。狭いよ。」みたいな話だったのか。

どっちにしろ、どっちもウソにしろ、
声で話す事で何かしら兄弟でもコミュニケーションしたりするらしい。

親はそれから何度か食事を運んだりしていたが、
やはり昨日までに比べると戻ってくる回数が非常に少なく見えた。

しっかりと確認してはいないが、
その後でもう一羽、子供が帰ってきたような
といっても自分ひとりではなく、親に連れられて戻ってきたような気配があった。


それからも何度か子供達を外へ誘い出そうと試みていたようだが
雨もだんだん強くなってきており、
親もそれほど熱心に子供を説得しきれないみたいであった。


はたと思った。

数日前の数日間の
「子供がごはんを食べないみたい」
「で、親が困ってるみたい」
というなんだか良く分からなかった状況というのは
実はもう既に、親が子供を飛ばせようと試し始めていたという事だった
のかもしれない。


天気が微妙で、気温も低めだったので
一気にGO!というワケにいかず、
少しずつ様子を見ながら、というソフトなスケジュールを組んでみた、とか?


何にしてもあのひとっち(ツバメ。ツバメさんがた。)のやる事は
時に全くもって意味不明。
この様に感じる事というのはツバメを真剣に見つめ始めてしまった人は
誰でももれなく通る関門らしい。


夕方巣をもう一度近くで見てみると
子供は5羽居た。
やっぱり3羽残って2羽が飛んでいたのだろうと思った。

なかなか帰ってこなかったのは
はぐれた1羽を探したりなぞしていたのかもしれない、
なんて想像もしてみた。


今夜から明日にかけて台風がいらっしゃるそうである。
そこらへんまで既に来てるらしい。


ここの巣も他の巣も、
何とかこの台風をやりすごすことが出来れば
「明日の午後からは晴れる、予定。」
というのがココ静岡の天気予報である。

台風が去ってから晴れるとなると暑くなりそうだ。

だとしたら、あの巣の子供達も
明日の午後あたりにファーストフライング決行!
で、いかがでしょうか、親御さまがた。

その前に台風、気をつけてね。

巣の位置は風雨からの防災については大丈夫そうであるが、
いつもパパツバメだけが寝床に使っている「こっちがわの巣」
はちょっと風あたりがキツイかもしれない。

どうか、気をつけて。

明日の午後本当に暑くなってくれれば
ツバメには好都合。

ただ、イヌの心臓についてはちょっと心配。

イヌの心臓!?
明日、イヌのラランジャの方の心臓の検査をしてもらうことになっている。

が、その話はまた改めて。

投稿者 静岡蜜柑 : 11:45 PM | コメント (3)

きんぎょ!

思ったよりほんの少ししか孵化しなかったと思っていたけど
昨日、今日と注意深く探してみたら
再度「思ったより」もう少し赤ちゃん金魚が生えていた。

ちょうちょ!

転がってたので拾ってタオルに乗せておいたサナギの
残り二つのうちのひとつから、
今日、キレイに羽の伸びたちょうちょが無事に現われた。

きんぎょの続き

ほんの数匹くらいかと思ったが、
4つに分けた容器を合計すれば数十匹はいるようである。

が、以前育ててみたときは
スタートは数百匹か!?という状態であったので
ちょっと不安はなくもない。

とはいえ少しずつ「横向き」になって泳げるようになってきたのも
見られるようになった。

というのは!

金魚の産卵、孵化、成長を見た事のある方はご存知かとおもうが、
金魚の赤ちゃんというのは卵から出てきたばかりの時は
ろくに泳げない。

しかも水平に、つまり水底に対して平行な向きに浮いている事すらできない。

で、水槽の壁面や水草などに引っかかってタテになってじっとしている。

水をゆすったりちょっとつついたりしようものなら
くっついていた所から剥がれてしまって
ヒッシになって無理矢理泳ぎ、頑張って水面の方まで復活してくるのもいれば、
ナナメにヒラヒラしながら沈んでしまうのもいる。

サカナの子供はお腹に栄養のかたまりを持っているが、
金魚の赤ちゃんはその栄養の重さでバランスが上手くとれないようである。

メダカの赤ちゃんも小さな透明のビーズのようなまんまるのおなかをしているが、
メダカの場合は産まれたてでもかなりちゃんと泳げる。
ちゃんと行きたい方向へ自由に進んでいけてるように見える。

そして、金魚の赤ちゃんはお腹の栄養を使い切って
「重し」がなくなるとようやく水平な状態でバランスが取れるようになるらしい。

金魚の赤ちゃん用にインフゾリアを増殖させておこうと思ったが、
気温が低いせいかなかなか上手い事「どろりんとした感じ」の状態に
なってこない。

インフゾリアというのは
簡単に言うと一個体ずつが目に見えないような微生物のことで、
小中学校の理科で覚えたゾウリムシとかミドリムシとか
ケイソウなどの総称らしい。

とにかく、そろそろ「横向き」になれてきたのが現われたということは
エサが必要になってきたということなので、
インフゾリアが上手く行かないとしたら
何か他の手段を考えなくてはならない。

とはいえ台風が去ってからの話になりそうである。

ちょうちょの続き

前回のちょうちょの話の中で
はがれて落っこちていたサナギのことを書いたが、
最初に羽化したちょうちょが可哀想な事になったので、
残りの2個が上手く行くか心配していた所、

今日、ちょっと様子を見ようと覗いて見た所…

あらなんと!ステキなちょうちょが1名様!
ソコにいるではありませんか!

足がひっかかりやすいようにと敷いておいたタオルが
上手く役に立ったようで、
箱の縁にひっかけた部分にちゃんと昇ってくれていた。

が、外は雨。まだそんなに酷いドシャブリではないが、
ちょうちょになったばかりのちょうちょには
この中を飛ぶのはまだちょっと厳しいかもしれない。

雨をしのげそうな木の枝にとまらせながら
「おめでとう、よかったね、元気でね」と。

その後、雨が小ぶりになったのを見計らって
どこかへ飛んで行ってくれたらしい。

飛んでいる姿をみたかったけど
ま、それはいいか。

どこかそのヘンの原っぱで
偶然再会できるかもしれない。

サテ、ここでちょっと衝撃的なお話をひとつ!

前回のちょうちょの話にノリタンタンからコメントを頂き、
その後で返信した内容にもあるように、

今日、タオルを昇って羽を伸ばしたちょうちょの他に、
ガレージのあっちこっちにあるサナギの中からも
昨日、2頭ほど丁度出てきて羽を伸ばしたばかりらしいちょうちょを
見つけた。

そのちょうちょ達を
出来るだけ安全そうな所を選んでご案内しながら、
ふと思ったのは、

ツバメってちょうちょも召しあがられるのかしらん…

といった事だった。

あちこちにあるツバメの巣で、
出来るだけ沢山の子ツバメが育ってほしいと願いつつ、
もしツバメがちょうちょもお食べになられたりするのだとしたら、

私が「おめでとう、元気でね」といって見送ったちょうちょも
あるいは「どうか元気で育ってね」といって見守っている子ツバメの
栄養になってしまうのかもしれない。

ちょうちょや蛾のようにリンプン付きの昆虫は
ツバメも食べないかもしれないな、
とも思いつつ、

本日ノリタンタンにお会いしてノリタンタン宅のご近所の
子ツバメさんの様子を聞かせていただいた所、

「クチバシからちょうちょの翅(ハネ)がはみ出した子ツバメを見た」
とのこと。

あらあらあらら。ツバメさんは見事にちょうちょさんの天敵さんであられるか。
そうか。

うん、そりゃ仕方がない。

ツバメにしろ、ちょうちょにしろ、天敵に命を狙われながら
おそらく人類の歴史よりもはるかはるかに昔から
種の保存の戦いに生き残って現在に至っているのである。

問題なのは「天敵が居る」事ではなく、その生態系のバランスなわけで
これについては話し出したらキリがないし、
正論も正解も今の人類にはどうも導き出せそうもないし、
たいてい虚しい気分に陥る方向になだれこみがちなので、
このヘンで。


投稿者 静岡蜜柑 : 11:24 PM

May 19, 2004

タイトルは長いと面倒なので省略して見ました。

先週末の2~3日の間
何やら様子のおかしかった子ツバメ達は
今週の火曜(昨日のこと)には機嫌が直ったようで、
正常というか、通常のツバメの子らしい
親を見れば「ちゃーちゃーちーちー!」な状態に戻っていた。

昨日まではなんだかつむじをまげちゃってて
親を困らせていたのに。

結局原因が何だったのかサッパリわからないが、
とにかく元気な様子なのでホッとした。

昨年、一昨年、ここの巣を使っていたツガイの子供達は
生後20日になるほんのちょっと前に「初飛び」をしていたので
今年も今日明日には飛ぶのかしらん、
と思ったのが昨日のこと。

ちょっとややこしくなったが、
つまり今日の朝には既に飛び去った後!
といった状態になっているかもしれないと思っていたが
今朝もまだ子供達は巣の中に居るようで、
親鳥達がせっせと食事を運ぶ様子が見られた。

例のナゾの2~3日の間はヤケに静かだった子供達も、
火曜からは以前のように、大きな道を挟んだ向こうからも
「ちゃー!×沢山」の声が聞こえてきていた。

それにしても昨年、一昨年には、
「アレ!もう飛んじゃったの!?」というタイミングで
居なくなってしまっていたのに、
今年は逆に、
「まだ飛ばないの?もう飛べるんじゃないの?」
といった感じになっている。

今日は昼頃から雨が降りはじめた。
週末には台風が来る予定との天気予報である。

親ツバメ達は天気の状態を見計らっているのだろうか。

少なくとも、子供達を促すような様子は今日の所は見られなかった。

ツバメの日記を検索していて出会った
マーガレットさんの観察によると
『こちら原村』『ツバメくらぶ』
2003ずくなしツバメさんの6・成長の章より)
やはり風の強さや寒さなどについて親鳥が相談している様子が
見られたそうである。
(相談つっても、その、若干のファンタジーをブレンドしまして。)

後は、「ナゾの2~3日」の事もあって
子供達がしっかり体力をつける為に少し時間をかけているのか、
「ナゾ2~3」がなかったとしても
例年より雨が数日続いた事も何度かあったので、
子供達の育ち方がここ2年に比べて時間がかかっているのか、
などの事を想像してみた。

普通に考えれば今週中には飛んでくれるはずなのだが、
先ほども少し触れた台風のこともちょっと気になる。

ここの巣は相当な暴風雨があっても
それほど被害をうけないで住みそうな位置に作られているので
どうせなら台風が去るまで、来週まで待ってみる?

さて、ここの親ツバメ達はどんな判断をするのだろうか。

投稿者 静岡蜜柑 : 06:14 PM | コメント (2)

ツバメツバメ、きんぎょきんぎょ
といった春の命達を観察する中で
さらにチョウチョというメンバーが加わってきて
大変な事になってきた。

ガレージかたすみにモンシロチョウのサナギ!?
と思われるモノがくっついているのを見つけたのが
事の始まりだった。

↓虫が苦手な方はこの先を読まれる事を控えられた方がよいかもしれません。

子供の頃キャベツ畑がからモンシロチョウのタマゴをとってきて
チョウチョになるまで育てた事があった。

小学校の理科の授業などで
昆虫の成長の観察として
よく出てくるのがこのモンシロチョウで、

このモンシロチョウってのは
大変に一般的でそこらに沢山いるし、
サナギから可憐なチョウチョが羽化して出てくるという
ステキなフィナーレもあるので
子供が昆虫の不思議な生態、変体などを
ナマの目で見て感銘を受けるのに
丁度良い生き物なのであろう。

なので、モンシロチョウのサナギというのは
見覚えがある方もそんなに少なくはないかと思う。

が、ガレージで見つけたサナギは
ちょっと形としてとんがっているような
記憶にある形より細長いような気もしないでもないような。

ネットでチョウチョのサイトを探して調べて見ると
これはモンシロチョウと近い種で
姿も良く似ている
スジグロシロチョウのサナギであることがわかった。
(大阪市在住・上山さん 『大阪市とその周辺の蝶』 より)

が、このサナギというのが
ウチのイヌっち
昼の間、ひなたぼっこしたり
その横の草原でハッパをかじったり
近くを通るヒトや犬やネコや鳥や虫を
眺めたりかまったりいじめたりして遊んでいる
行動範囲の真っ只中にいらっしゃるのである。

せっかくもうじきチョウチョになれるのに
イヌっちにいたぶられてしまっては可哀想であるが、
どうしたもんだろう。

何とか傷つけずに取り外して
他の場所で羽化させてやれないだろうかと思案中。

だいたいなんでコンナ所でサナギになっちゃったの、アンタ。
と、
「このサナギ(になる前のアオムシ)が
単なる変わりモンだったのだろうな」と思いこんでいたら。

昨日になってそこから近い場所に
もうじきサナギになりそうなイキオイの
4cm程度のアオムシが2名様ほど
柱の低い位置に貼りついていた。またもや!に。

そんなトコあぶないから!と
サナギになる前なら移動可能かと
指でそーっとつっついてみると
2名様とも既に
「ココでサナギになると決めました。」という決意のほどの
ボディーを固定する安全ベルトのような糸を
しっかり巻いてくっつけてしまっていた。

コレ剥がしたら死んじゃいそうである。
なんだろう、こんな所で、コノヒトタチハ。(ヒトではない。)

と思ってもうちょっと見渡してみると
なんとまぁ最初はキマグレなたったひとつかと思ったサナギが
既に10コちかくあっちにもこっちにもあったのである。

全員、コンクリの壁面のデコボコの「ボコ」の部分を選んで
「サナギになりましたのでヨロシク」
といった風情である。

後で見つけたサナギは最初のよりやや寸詰まりでふっくらな形で
後半のメンバーはみんなあの懐かしいモンシロチョウに
なるつもりらしい。

さらにそこらを気を付けて探すと
はがれて落っこちてころがってるサナギも幾つかあった。

雨の日も多かったしな、と。

落っこちていたサナギは仕方がないので
ゲタバコの上の安全な場所に置いておいてみた。

その中のひとつは既にチョウチョの羽が透けて見えて、
今にも出てきそうな按配であった。

して、朝にはチョウチョがでてきてるかな♪
と思いつつ、ネットでチョウチョの事をさらに調べつつ、
しばらくしてもう一度見に行って見ると
出、出、出、
出始めて居た。というか、上手く出られないで困っていた。

タイヘンだ。というか、本当はもうダメだ。

サナギの背中が割れて半分程度身体が出てきた時に
サナギが固定されていなかったせいで
転がってしまったらしい。

何とか細心の注意をはらって、
サナギの殻から脱出するのを手伝って見た所、
どうにかカラを脱ぎ捨てるのだけは成功した。

が、既に羽はチリチリな状態で乾いてしまって
このチョウがチョウらしい姿になるのは既に不可能である事が
残念ながらハッキリしてしまった。

サナギから出てくるとき
もう少し足がひっかかりやすく、
逆さにぶら下がれるような場所があったら
なんとかなったであろうか
など色々考えて見た。

落っこちていたサナギはあと二つあるので
こっちの二つは何とか上手く羽化させてやりたいのである。

せめて足場として登りやすいようにと
タオルを敷いて、そのタオルの端を箱の縁にひっかけて
垂直に登れるような形にしておいてみた。


で、可哀想なチリチリ羽になってしまったスジグロシロチョウは
本体の方はキズがなかったので不憫な事に元気ではあった。

といっても
花から花へ舞う事もできないし
この個体が♂か♀かも不明であるが
パートナーと巡り合う事も不可能である。

せめて自然に近い環境の中で命の終わりを迎えられるように、
と家の横に生えてる木の枝の
内側の方に止まらせておいてみた。

明くる朝、果たしてそのチョウチョに見えないチョウチョはというと
同じ場所にじっとくっついたままでまだソコに居た!

さらに夕方改めて見に行くと
やっぱり同じ場所にくっついたままでやっぱりまだソコに居た!

まいった。

もうちょっと何かしてやれる事がないかと
そのヘンに咲いている雑草の花にとまらせてみたけど
なんだか巻き巻きストローになっている口も
不自由な状態のようで
ヒッシで動かしてはいるが、
花の奥のほうをつっついたりする事が結局できないようだった。

やっぱりこれ以上はしてあげられることがないようだった。
もう一度木の枝のおくの方にとまらせて
後は運命にしたがってもらおうと言う事にした。

ガレージ付近のサナギの中には
サナギの状態のまま死んでしまったらしいのも
二つほどあった。

既に羽化したらしいカラもあった。

ツバメを見ていてもよく思う事であるが、
チョウチョの世界もやはり厳しい。

最後に残っているひとつの疑問としては
このサナギ達はアオムシ時代に
いったい何を食べてこんなにもすくすくと育ってきたのだろう
という事だった。

このサナギ達の居た辺りには
少なくともアブラナ科とは関係のない樹木の他は
雑草しか生えて居ないのである。

どれがアブラナ科の雑草だったのかよくわからない。

サナギがこれだけ多いことを考えると
現在まだアオムシ状態で葉っぱを食べまくり中という個体は
残り少ないのかもしれない。

モンシロチョウといえばキャベツ畑
というイメージがあったが、
雑草だらけの草原でもこんなに沢山の
シロチョウの仲間が成長できるのだと分かって
何となくホっとしたような気分でもある。

キャベツ農家の方に迷惑をかけなくても
少なくともモンシロチョウとスジグロシロチョウは
生きていけるらしい。

投稿者 静岡蜜柑 : 01:03 AM | コメント (2)

May 17, 2004

金魚のタマゴが産まれた。
5月13日の朝の事である。

先日、けんくん(5歳、ノリタンタンのご子息)とまた電話する機会があった。

古くなったヘリコプターのマフラーの中に
スズメの巣があった話とか、
去年、けんくんのお家にツバメが巣を作った話とか、
それが壊れてしまったり、カラスに食べられてしまったりした話とか
色々聞いていて

何だか知らないけどけんくんは
「蜜柑ちゃん、あのね、こんどは金魚ちょうだいね。約束だよ。」
と言い出したのである。

約束!?といわれたらコマってしまう。

母・ノリタンタンに聞いてみると
金魚を売っているお店などに行って
「金魚欲しい?飼ってみる?」と聞くと
「うん…、でも蜜柑ちゃんに貰うって約束したから…」
などとおっしゃってるというのである。

困った。

けんくんと金魚の話はした記憶はあるけど
約束した記憶がない。
それでもけんくんが「約束した」と思っているのに
「そんな覚えはない」とは
とてもじゃないけど言えないったら言えない。

以前は育った金魚も沢山いたんだけど
ちょっとずつ少なくなっており、
かなり以前に「ひらよみ」(ヒラメだったのに蘇った。1月の出来事
の話を書いたように、
1匹ずつにかなり思い入れのある状態になってしまっている。

申し訳ないけど、今居る金魚の中で
けんくんに差し上げてもよいというのが居ない。

となると、新しい金魚が必要である。
我が家の金魚の中でひときわ巨大な「ビッグママ」と呼んでいる
鯉と見まごうばかりの姿をした彼女に
何とか今年も産卵してもらうほかない。

ビッグママはおそらく「ひらよみ」の母親でもあると思う。

金魚とメダカは大半は水槽に入ってもらっているが、
金魚の中で水槽では気の毒なサイズに育ったのは
小さいけれど池があるのでその中で暮らして頂いている。

ビッグママはその中にいて、他にもかなり金魚にしてはちょっと
という大きさの金魚達が居る。
その中にはウチで生まれ育ったのも数匹混じっている。

春の産卵の季節になるとオスの金魚には
ほっぺたやムナビレなどに
ニキビのようなしろいポチポチが無数に出来る。
これは「追星」と呼ばれていて
金魚の♀と♂の区別はしろうとにはこれを見るのが
一番手っ取り早い。

注意深く見て見ると池の金魚の中に
立派な追星が出ているのが数匹見られた。

もちろん♀も春頃になるとタマゴをお腹の中に持っているので
明かにふっくらとしてくる。
ビッグママもお腹がまるっこくなっていた。

これなら上手く産卵のチャンスを目撃できれば
タマゴを採れる可能性はある。

以前は毎年産まれた金魚を育て過ぎて
飼う場所がなくなってきて居たので
ここ何年かは金魚の卵に注意しないようにしていた。

うっかりタマゴを見つけたりすると育てたくなってしまうので
見つけないように気をつけて居たのである。

それが今年は久し振りに何とか卵を採取しなければならないことになった。

といって、タマゴを見つけて育てていた頃も
ある日たまたま産卵しているのを見つけたので
タマゴのついた水草ごと別の容器(100均で飼ったタライ)に移して
カナリ適当に育てていただけである。

どうやったら狙って採れるもんか
今思うとよくわからない。

とにかく運よく産卵のシーンを見かけることが出きるかどうかである。

実は半分は諦めてもいた。
けんくんには私がお店で金魚を買ってあげようと
考え始めてもいた。

そんなある日の朝
数年ブリに上手く産卵の現場を目撃する事が出来たのである。

金魚は産卵する時、かなり大暴れするので
水が濁り、泡が水面に残ったりする。

この日、ふと池を見ると水面が泡立っていたので
もしやと思って覗きこむと、
待望のタマゴが撒き散らされていたのである。

産卵されたばかりのタマゴは粘着質で
そのヘンの物に貼りついてしまう。

水草だとキレイに食べ尽くしてしまうので
代わりにビニールひもで苗床を作って入れてあったのだが、
それに上手くタマゴがひっつきまくってくれていた。

他に、水底に沈んだ落ち葉などにもタマゴがついていたので
それもタモでありったけ広ってタライに移した。

いやホントにほっとした。
これでけんくんとの約束が守れる。

早速ノリタンタンにメールしておいた。

が、実はコレが
数日後、思ったより思わしくない感じの状況が見えてきた。

数年前はうじゃうじゃに産まれた卵から
そのままうじゃうじゃにミジンコ並みな小さいベビー金魚が産まれていたのに
今回採れた卵は大半が上手く発生してくれていなかったのである。

二日程立った所でほどんどのタマゴが白く濁ってきてしまった。
ちゃんと受精出来たタマゴが少ししかなかったらしい。

金魚の卵は1mmチョットでメダカのタマゴとほとんど同じくらいの大きさである。
が、孵化までかかる日数はメダカよりみじかく、
気温にもよるが、静岡の春~夏の気温ならたいてい4~5日で孵ってくれる。

うまく発生が進んでいるタマゴはこれもメダカのタマゴと同じように
タマゴの中に脊髄とメダマが見えてくる。

ほどんどが白濁してしまった中でほんの幾つかのタマゴは
何とか育ってくれている様でセボネとメダマが見えてきた。

そして昨日の夜(5月16日)
やっと数匹のミジンコ金魚がHaching(ハッチング!孵化。)してくれたのを
確認できた。

タマゴのサイズがメダカと同じくらいなので
孵化したてのベビ金魚もベビメダカとほぼ同じくらいの大きさで
3~4mm程度であり、しかもベビメダカよりもサカナらしさからは
程遠い姿をしている。

それから丸一日が過ぎ、
もう少し増えてくれたようではあるが、
やっぱり思ったより随分少ない。

けんくんの為に何とかして1匹でも多く
おサカナらしい姿になり、赤い色になってくれるように
大事に育てなくてはならぬ。


育ってくれますように、育ってくれますように。
カナリの部分を祈りに頼らなくてはならぬかもしれぬ。

投稿者 静岡蜜柑 : 07:54 PM | コメント (2)

『ある春の』がなかなか進まないので
こちらに速報版をUPしておきませう。

一昨年から観察してるなかで最もメインの家族となってるツバメが
私が見て回った限りの色んなツバメ達の中で
今年は一番に姿を見せ(3月24日)
一番にタマゴを抱き始め(4月12~13日)
一番にヒナ達が孵ってくれた。(4月29~30日)

それからもうじき20日になろうとしている。
(正確には本日で孵化から18日目)

おかげ様でここまで無事育ってくれており、
今日見たところではもうすっかりツバメの形になってきて、
シッポ、アタマがあっちゃこっちゃむいてる状態になっていた。
(子供達が大きくなってツバメらしい姿になると
少し暑い日などには毛繕いしたり羽を伸ばしたりなどの動きが
多くなるようで、「全員外向き」という隊列がごちゃごちゃになってる所を
しばしば見かける。)


が、実は一昨日の土曜日から、
ちょっとこの巣の様子におかしい所があった。

あと数日で初の飛翔がありそうなくらいの大きさとなると
それこそ食欲もマキシマムで
親ツバメの忙しさもマキシマムなはずなのに、
親鳥が虫を獲って巣に戻ってきても
子供達があまり口を開けないようなのである。

親鳥は巣の前でホバリングした後
「?」のフキダシが見えそうなオモモチで
そのまま表の道の方にターンして出てきて、
近くの電線にとまって何か考え込んでいたりした。

初めは少し離れた所から見ていたので
子供達に何かあったのか凄く心配になり、
チャンスを見つけて巣の近くに行ってみると
特に見た感じはヘンな事もなく、
少なくとも4羽の子供がしっかり目を開けて口もへの字にして
巣の中に納まっているのが見えた。
一昨日(5月15日土曜)の時点では全員外向きの状態だった。

見た目ではわからないが、
何か病気にでもなっていて食欲がなくなっているのだろうか
と気になった。

それから二日後の今日、
ヒナたちがダメになっている可能性も覚悟しながら
巣を見に行ってみると、
ちゃんと二日前より成長した姿で子供達はちゃんとそこに居た。
産毛も少なくなっているし、尾羽もちゃんと伸びている。

やせこけてる風にも見えず、
今日や明日には飛び立ってもおかしくないくらいに
しっかりと育ってるように見える。

が、やはり親鳥が2羽並んで電線でヒマそうにしていたり、
巣の横にしがみついて子供達が口を開けるのを待つ時間が
すこしかかっていたりする様子も何度か見えた。

これは全くの想像であるが、
子供達には健康の面で問題があるわけでなく、
何か無防備に「ちゃーちゃーちゃー!!!!!」
と叫ぶ気分になれないような、
何かショックを受けるような出来事でもあったのだろうか、と。

病気の鳥というのは大きのでも小さいのでも、
みるからに具合が悪そうに羽を脹らめてしまって
辛そうな表情をしていたりするが、

この子ツバメ達ははけっこうシャキっとした顔をしていたし
病気にかかってしまってるようには
どうも見えないのである。

少なくとも、ここ数日で子供達が飛んでくれさえすれば
とにかくひと安心である。

そしてもうひとつ、
今のこの子ツバメが巣立った後、
次の子育てでは
昨年のように道のこちら側に来てくれるかどうかというのも
現在とっても気になる所である。

投稿者 静岡蜜柑 : 06:48 PM

May 09, 2004

敢えて細かい内容は書かないが、
5月7日~8日に東京に行って来た。

そしてそう簡単に言葉では説明できないような、
人生でそう何度もあることはないような、
特別な幸福を感じて帰ってきた。

基本的に「わたくしごと」については
私はあまり自分のサイトで公開しないようにしている。

ネットの世界をあまり本来の現実と同化しないでおきたい
という自分なりのスタンスを、常に意識しているのである。

であるが、今日は、
極めて「わたくしごと」である要因から
本当に特別な幸福を感じたという事実を
どうしてもここに告白しておきたい気持ちになった。

帰ってきてからスペインGPの予選をスカパーで見た。
ここにはここでやはり特別な幸福があったが
F1というのは基本的に「特別な幸福を感じる為」に
見ている所があって、
かといってそうそういつも幸福になれるわけでもなくて、
だからこそ特別に感じられる幸福が
時々おもいがけず現われるのである。

あんまり幸福なので
贅沢をいえば一つずつ別々に時間をおいて味わいたかった所もある。

が、特別な幸福ということ自体が
これはこの世で最高の贅沢だと私は考えているので、
ここはそれぞれを全霊をもって受けとめておきたいと思う。

それにしてもちょっとキャパシティーをオーバーしてる。
物凄く疲れているのに何だか眠れる気がしない。
若干困ってもいる。

特別な幸福というのは
受けとめる為にはある程度の余裕も必要なのだろう。

投稿者 静岡蜜柑 : 01:03 AM

May 07, 2004

あと三日後くらいまで
ゆっくり何かに取り掛かる事が出来ませんです。

お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが
初めてリヴリーをホテルに預けてみました。

今まで、ホンモノのイヌネコをホテル等に預けた事もなかったので
何となく寂しいような。

ツバメの観察は出来る範囲で続けております。
というか、続けている為に
書いたり描いたりしなければならない事ばかりが
溜まって行く状況なのです。

先週辺りから何となく忙しかったんですけど
それなのにヒッコシ何て事を強行したので
こんなことになってます。

日曜になれば多少時間が取れるはずなんですが
これがまたスペインGPinバルセロナ!!!!!
なんてのがあったりするので
何と言うか、何の保証もできませんのです。

とにかくまぁそんな感じなのでスミマセンがヨロシク。

投稿者 静岡蜜柑 : 12:41 AM

May 02, 2004

Infoseek Izwebのベーシックに新しく登録して
こんなものを導入して見ました。

ブログというヤツですが、
トラックバックなどの機能についてはあんまりよく
分かっておりません。

取り敢えず、今までの『静岡蜜柑の話』の
Newバージョンと言う事で。

以前の『静岡蜜柑の話』はサイドメニュー→
の、下の方のどこかにリンクがあると思うので
ソチラをどうぞ。

最初の方の記事に、
書きこみテスト様のあんまり意味の無い文章などが
あったりしますが、
そのまんまにしておきます。
サンプルとして。

ほいではまた。

投稿者 静岡蜜柑 : 02:30 AM | コメント (2)

May 01, 2004

実を言うと数年前からあんまり思い出さないようにしていた。
というより自然にあまり思い出す事がなくなってきていた。

2002年の鈴鹿で佐藤琢磨選手が素晴らしい活躍をしてくれた時、
何だか自分にとって、
やっと新しいF1が始まったように感じていた所もあった。

その琢磨選手が87年の鈴鹿から10年前のあの日まで、
同じ人をずっと見ていた事が後でわかった。

今年、ちょうど10年という事で、
様々な所でなにかしらの企画があったりした。

イモラでは親友だったG・ベルガー氏が、
久し振りに「ベルガー選手」になって
黒のJPSロータスでデモランをしていた。

ナマで見たかったね。

肝腎な名前をワザと伏せているので
何の話か良くわからないかたはゴメンナサイ。

分かってくれた方、アリガトウ。

それでも10年目の今日を迎えて、
今の自分の心境は、
10年前のあの日のことを思い出すより
来週末の、バルセロナがなんといっても待ち遠しい。

そんな気持ちになれている今に何となく自分で安心している。

投稿者 静岡蜜柑 : 02:20 AM | コメント (2)